最短で分かる!エンディングノートとは何か?内容とは?

当事務所では「遺言」「後見」なども取り扱っておりますが、今回は最近認知度もすっかり浸透してきた「エンディングノート」について書きたいと思います。

「エンディングノート」とは何か?

一言でいえば、「自分が亡くなったときに備えて、伝えたいことを書いておくメモ」です。

「伝えたいこと」は人それぞれですので何を書いても構いません。

これは書かないとダメ、とか

これは書いてはいけない、なんてややこしいルールは一切ありません。

自分の伝えたい内容を、伝えたい人に宛てて自由に書いておけばOKです。

もちろん誰に宛てなくても構いません。

全てが自由です。

でも、自由にと言われると反対に何を書けばいいのか分からなくなるものですよね。

そこで、一般的にエンディングノートに記載されている内容についてご紹介します。

エンディングノートに掲載する内容はどういうものがあるのか?

エンディングノートの冒頭部分には「自分について」書くことが多いです。

ご自身の名前、生年月日、住所、本籍地など。

きちんと書いておくことで「誰の」ノートなのか分かるようにしておきましょう。

 

他の項目として、エンディングノートに書かれているものとして一番多いのは、やはり・・・

「財産」についてです。

具体的には

銀行口座・生命保険・不動産・FX・株式などなど。

マイナスの財産としてローンや奨学金などの借金もあります。

これらは書いておくことによって、万が一のときの相続手続を楽に進めることができるため

ご遺族の負担も少しは和らぐことと思います。

 

他にも

将来何かあったときに

「どんな介護を希望するか」 自宅で介護?老人ホームに入所?

「どんな治療を希望するか」 延命治療はどうしたい?

「葬儀の希望」 誰を呼ぶ?密葬にする?

「お墓について」 既にお墓はある?そもそもお墓に入りたい?

などなど。

これがあるとご家族があなたに代わって判断しなくてはいけないとき、判断の材料にすることができます。

 

また、エンディングノートならではのものとしては

「家族・友人・パートナーなど大切な人に向けたメッセージ」があります。

普段言えない感謝の気持ちを書いたり、どうしても伝えておきたいことを残すことができます。

残されて落ち込んでいる人の、少しでも慰めになるかもしれません。

 

もちろん、それ以外にも書きたいことを自由に書けるのがエンディングノートです。

最近は

ペットについて

パソコンやSNSの処分方法について

と言った項目も出てきています。

時代のニーズに合わせて今後もどんどん変化していくものと思います。

エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートとよく比較されるものとして「遺言書」があります。

大きな違いとしては「遺言書」には法的拘束力をつけることができるということです。

法律で定められた方法で作成された遺言書は「守らなければいけないもの」とすることができます。

相続人の方も遺言書に書かれた内容を無視することはできなくなります。

しかしエンディングノートは自由なスタイルで気軽に書けるものなので、法的拘束力はありません。

そこが両者の最大の違いと言えます。

最後に

エンディングノートの最大のメリットは自由です。

内容も、方法も、書く場所も、全て自由です。

何度も気軽に書き直すこともできます。

でも、何かあったときにエンディングノートがあるとないとでは遺された人にとっては大きく違います。

今は多くのノートが市販されていますので、試しに一つ手に取られてはいかがでしょうか?

もちろん、このブログでご説明した項目を、大学ノートに書いておくだけでも構いません。

自分を見つめなおす機会にもなります。

是非一度試してみてはいかがでしょうか?

このエントリーをはてなブックマークに追加